柚子も黄柚子の季節になりました。
柚子は、お料理の香りとしても欠かせないですね、
今日はその柚子のお菓子やデザートに利用出来る編笠柚子のご紹介です。
その訳は検索キーワードにて、「編笠柚子」での検索から当ホームページを
ご覧頂いている方が多いのでご紹介させて頂きます。
まず、表皮を卸し金等で薄く削ります。
↑ これが表皮を削った状態です。
削った皮も、柚子胡椒等でお料理に利用できますので捨てずにお料理致しましょう。
手が柚子の香りでいっぱいになりますので、気になる方は医療用等の
ビニール手袋やゴム手袋をつけると作業もスムーズに運びます。
表皮が削れたら編笠の形になるように半分にカットし中の実をくり抜きます。
くり抜いた実(果汁)も柚子シャーベットや柚子ゼリー等のデザートやお料理の
アクセントにお料理できますので捨てずにお料理致しましょう。
くり抜いた柚子を湯して流水に晒し苦みを少々抜きます。
灰汁が抜けたら蜜で煮て完成です!!
皮の持つほろ苦さも美味しさの一つですので、苦みを抜き過ぎないのがポイントになります。
↓ 経験により丁度よい塩梅が分かるようになります。
すぐに破けてしまうほどに弱火で仕上げます。
柚子の持つほろ苦さと柚子独特の香り、程よい甘みを味わう有名な
柚子のお菓子です。
時間と手間が掛かるため最近では、既製品も出回っているようです。
もちろん、藤右エ門南店では、既製品(できあいもの)を使用せず職人が
手間を惜しまず、ひと品ひと品お料理しております。
おせち料理を早期ご予約注文頂いた皆様、おせち料理にもご用意させて頂きます。
もうしばらく、お待ち下さいませ。
また、金柑蜜煮のご紹介もさせて頂きますね♪